技術資料
ゴルフ場芝生専用 増健機能性資材
コ・エンザ

コ・エンザ? サンユウテイコエンザ? 落語の師匠のような名前ですが、違います。
コ・エンザイム(Co-enzyme=補酵素)と云う立派な学術用語から命名したバイオ由来の芝生用増健機能性資材です。
酵素の多くは単独ではその機能が発揮されず、補酵素の助けを借り(ために助酵素とも云う)複合体を作って酵素活性を発現する。又、補酵素は酵素反応で消費されるので、反応をすすめるためには補酵素を絶えず供給しなければならない。(日経バイオ辞典、生物学辞典)

<コ・エンザの特徴は?>
芝生(植物)の本来持っている「生体反応」を補完して、より健全な状態に導くことを目的としています。
ゴルフ場などのスポーツターフは頻繁な刈り込み、重い管理機器類のトラフィック、プレーヤーの踏圧と、苛酷なストレスを絶え間なく受けており、これらのダメージを少しでも受けにくくし、改善するバイオ技術由来の増健機能性資材です。

<コ・エンザの物性は?>
 やや黄色味かかった白色の粉状。ほとんど無臭。(普通物、引火性なし)
 かさ比重 約1.2、pH 3.25前後(×500)

<コ・エンザの増健機能性は?>
色出し促進効果黄化の発生抑制と改善
サッチ分解促進土壌ガスの発生抑制
芽出し促進効果発根促進
病害の発生軽減軟弱徒長の抑制
藻・苔類の発生抑制サンドグリーンのアルカリ化抑制と改善

<使い方と使用要領>(水に溶かして散布)
  2当り 1000Lタンク当り
本剤 水量 本剤 散布面積
ベントグリーン 1〜2g 1L 1/2〜1袋 1000m2
コーライグリーン 3〜4g 1L 1・1/2〜2袋 1000m2

ブルーグラスは感受性が高いので1g/m2か、水量を増やして下さい。

<包 装>
2kg×10袋

(使用上の注意)
・ 本品は水に溶け易く製剤してありますが、やや時間を要しますので散布液調整中も、散布中も撹拌を続けて下さい。
・ 作業はゴム手を着用して下さい。長時間素手でふれていると手が荒れます。又、誤って眼に入ったら すぐ水で洗って下さい。当然飲まないで下さい。
・ 作業衣等に付着すると変色することがありますので注意下さい。
・ 高温時の使用や、多施用は芝の葉が褐変することがありますので、その様な場合は充分散水下さい。又、夏場の散布間隔は10〜15日を空けるか、散布後のスプリンクラー散水を10分以上廻して下さい。
・ 通常散布の折も、施用後充分な潅水をおすすめします。
・ 吸湿し易いので1袋毎使い切るように散布設計下さい。
・ 他剤との混用散布は初めてのものはテスト後にして下さい。(判明の情報は順次お伝えします。)

当社栄養剤 グリーンメカ、メカエース、メカプラス、マリンパワーなどの組合せ使用効果も今後テストの上順次お知らせします。


酵素・補酵素についての解説
 植物や動物は「高熱を出さない、静かな生体反応」によってエネルギーを取り出しています。そして、この「反応」のほとんどが「酵素」「補酵素」によって行われています。最近、植物の行っている「光合成」「呼吸」「養分吸収」などが、「酵素反応」によってどのように為されているか、解明が進んでいます。

 太陽エネルギーは、棄の「葉緑体」に吸収され、「水分子」の分解に用いられ、これより生じた「水素」と「補酵素I」と結合します。これが、「燐グリセリン酸」と反応して「三炭糖燐酸」を作り出します。「三炭糖燐酸」が二分子結合して「ゲルコース(ブドウ糖)」を作ります。ゲルコースは縮合して「澱粉」となります。
 植物は、土壌中の「硝酸イオン」を水分と−緒に取り込みます。「硝酸」から「亜硝酸」へと転換し、「亜硝酸」から「ヒドロキシルアミン」へと転換し、「ヒドロキシルアミン」から「アンモニア」へと転換し、これと、「ブドウ糖」を解糖した「α-ケト酸」と反応させ「アミノ酸」を作りだします。
 この反応の中で、「硝酸」から「亜硝酸」へ反応、「亜硝酸」から「ヒドロキシルアミン」への転換は「NADP補酵素」と「還元酵素」によって行われます。
また、「ブドウ糖」から「α-ケト酸」への変換には、クレブス回路により順次「ピルビン酸」を「縮合酵素」と「NAD補酵素」により「クエン酸」に、「クエン酸」を「クエン酸脱水素酵素」と「NADP補酵素」により「α-ケト酸」に生成します。
この結果は次のようにまとめられます。

物質の分布 24時間後 36時間後 48時間後 5〜10日後
硝酸塩 全植物体 減少 減少 痕跡
     
亜硝酸塩 全植物体 減少 痕跡
     
アンモニア 痕跡 全植物体 痕跡
     
アミノ酸 全植物体

番号 反応 酵素 補酵素
1 ピルビン酸+オキザロ酢酸→クエン酸 縮合酵素 NAD
2 ク工ン酸→α-ケト・グルタル酸 クエン酸脱水素酵素 NADP
3 α-ケト・グルタル酸→コハク酸 酸化的脱炭酸酵素 NAD
4 コハク酸→フマール酸 コハク酸脱水素酵素 なし(チトクロームに直結)
5 フマール酸→リンゴ酸 フマラーゼ
6 リンコ酸→オキザロ酢酸 リンゴ酸脱水酵素 NAD
NAD=ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド
NADP=ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド・リン酸


コエンザ
クレブス回路の模式図(中間生成物は省略してある)。

*商標登録申請中




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